CrossTalk 1
KOMORIの技術は、何が違うのか?
CrossTalk 2
新規事業にかける思い
CrossTalk 3
KOMORIの人間像に迫る
CrossTalk 4
業務の習得から、つぎの成長カーブへ
CrossTalk 5
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5分でわかるKOMORI
創業以来、時代に寄り添いながら、独自の技術と革新のマインドで新しい価値を生み出し続けてきたKOMORI。世界の市場に挑んできた軌跡をたどる。
創業者は小森善七・善一兄弟。 大正12年10月20日、工場が完成し「小森機械製作所」の看板を掲げました。敷地約500㎡、建屋40㎡で、屋根には波型鉄板を張っただけの建物。創業者の住居にも使った職住一体の工場でした。当時、甚大な被害をもたらした関東大震災の発生日からわずか50日目の旗揚げとなり、周辺も焼け跡が残る状態でした。焦土と化した東京・横浜では多数の工場が消失し、印刷界も壊滅的な打撃を受けました。そのなかで復興の意気もたくましく立ち上がった罹災地の産業とともに、KOMORIも印刷業も確かな足取りで立ち上がります。
小森善一がオフセット印刷機械の試作に着手したのが大正14年(1925年)、手差し式の四六半裁機でした。そして昭和3年(1928年)10月、あおり式手差しオフセットの第1号機が完成します。しかし折からの不況が災いし、なかなか納入が決まらず、オフセット印刷機械完成を公表したのは、翌年の春、東京三田四国町の栄文堂印刷所に据え付けられるまで時を要しました。この第1号機は最初順調に稼働せず、同社に泊まり込みで不良箇所の発見と改良に努めました。オフセットの機械は予想以上に複雑、微妙で、研究理論と実際がうまく合致しないことが判りました。貴重な教訓を得て改善を図り、神田佐久間町の光画房プロセス社に納入した第2号機はクレームなく運転に入りました。
昭和33年、東京タワーが竣工したこの年、大蔵省印刷局(現・国立印刷局)より銀行券印刷用として凸版2色枚葉印刷機械を受注しました。設計から納入までの期間がわずか4ヵ月という厳しい条件のなか、5社による競争入札となりました。当時の社内では完納の自信が持てない状況でしたが、経営陣はこの仕事を何としてもという姿勢で落札し、他の4社を唖然とさせたうえ、完全な製品を納入してみせました。この仕事のために足立工場の担当部門は、連日徹夜に近い作業を続けて納期を守り、納入後のクレームが一切なく、このことが印刷局の当社に対する信用を高めました。以来、KOMORIは国内唯一の紙幣印刷機械メーカーとしてのポジションを固めたと言えるでしょう。
昭和57年(1982年)アメリカ シカゴ市郊外に海外初の拠点となる「コモリ・アメリカ・コーポレーション(KAC)」を設立しました。また、紙幣印刷機械を海外でも受注すべく、昭和61年(1986年)、ロンドン郊外のドーキングに「コモリ・カレンシー・テクノロジー(KCT)」を設立。海外で紙幣印刷機械を受注するには、紙幣のデザインや製版技術、工場設計のノウハウなどが必須であったため、印刷機械、ソフト、周辺機器、インキなどの資材の販売と、銀行券・証券・切手類の印刷、デザイン、製版、刷版の委託生産を事業とし、会長に小森一郎が就任しました。1988年には、フランスの最老舗の印刷機械メーカー、マシン・シャンボン社を買収し、翌年1月に初の海外生産拠点「コモリ・シャンボン・S.A.S(KCM)」をオルレアン市に設立。円高、貿易摩擦が深刻化する経済環境のなかで、欧州市場展開の布石を打ちました。
紙幣印刷機械分野の海外進出は韓国への証券用印刷機械の導入から始まりました。多彩な印刷を実現するKOMORIの印刷機械技術が高く評価されました。また、インド中央銀行への納入も実現しました。
この年、KOMORIは世界初となる自動刷版交換装置(APC)を開発。よりシンプルな操作で作業の効率化・安全化を実現し、爆発的な販売を記録しました。また、この年には活躍のステージを世界規模まで広げていたKOMORIは、社名を国際企業としてのイメージにふさわしい社名として、小森コーポレーション(英文名 KOMORI CORPORATION)へと改称しました。
この年発表されたリスロンS40は、機械工業デザイン賞グランプリ「経済産業大臣賞」、「グッドデザイン賞」を受賞。また2003年には世界でもっとも権威ある「iFデザイン賞」を受賞するなど世界的に高い評価を獲得しています。
KOMORIは地球環境を守るために、環境に対する様々な取り組みを継続的に行うことが大切であると考え、環境に配慮した行動を起こし、地球環境の保全に積極的に取り組んできました。その一環として、サービス本部では取手工場に続き、2002年の6月より関宿工場、小森マシナリー、小森エレクトロニクスとともに、ISO14001の認証の取得に向けた活動をスタートさせ、2003年6月までに全事業所で認証を取得しました。これにより、社員一人一人の環境に対する意識をさらに高め、印刷機械のサービス活動においてはもちろん、お客様の環境負荷の低減に寄与する環境機器の販売とお客様への提案も積極的に行っています。
2005年12月5日、つくばプラント第2期工事が完了し、本格稼働しました。茨城県つくば市の圏央道つくば牛久インターに近く、研究学園都市にふさわしい緑に恵まれた環境に立地するつくばプラントは、無窓化・防塵・温度管理など、精密機械の製造に適した設備を備える世界最新鋭工場として誕生しました。約185,000㎡の敷地に、約63,800㎥の延べ床面積の工場・研究施設・デモセンター・トレーニングセンター、厚生施設等を有しています。当時、設計・建設にあたってお客様の期待を集約した生産拠点とするため、プロジェクト組織を編成し、全部門・協力会社とともに議論を重ねました。基本コンセプトは、感動企業の実現を目指すための“世界一の印刷機械生産体制の構築”でした。モノづくりの原点を品質・信頼性と捉えるKOMORIが、その思想を体現する生産拠点として展開しています。
印刷機械、技術に関する人財の育成、研究開発の中核機関として、つくばプラント内にKGCを新設。また、生産拠点を集約することで、さらなる機能の拡大・生産性の向上を実現しました。
オフセット印刷の新たな可能性。H-UVシステムを搭載した新機種は、発表と同時に大きな反響を呼びました。
多様なニーズへの対応と、新たな技術への革新的な取り組みとして、デジタル印刷機械の販売を開始しました。これまでの長い歴史で培った技術との新たなコラボレーションの幕が開きました。
オフセット印刷機械事業で培った印刷技術と精密機械製造技術といった中核技術を応用し、PE分野向けの製品を開発しました。本製品は、タッチパネル製造において大幅なコスト削減が可能、タッチパネルの競争力アップにつながると高い評価をいただいています。