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  • 【国内営業】

営業2部4課 課長

1995年入社

農学部農業工学科卒業

業務に変化を求めて、営業への異動を志望

私は中学時代から陸上選手として競技に打ち込み、大学駅伝のランナーとして走った経験もあります。大学卒業後も競技を続けていくか迷いましたが、声をかけてくださったKOMORI陸上部の監督が大学のOBで、大学の先輩が選手として在籍していたこともあり、入社を決心しました。最初に配属されたのは、取手工場の業務課です。それから12年間、陸上部の選手として練習をしながら働き、実業団の競技大会に出場していました。陸上部を引退した後もKOMORIで働くことは決めていましたが、その時点で職種へのこだわりは特にありませんでした。ただ、12年間ずっと業務課の仕事に従事し、他部署を知らなかったので、新しい場所でチャレンジしてみたいと思い、営業への異動を希望したのです。希望通り本社の国内営業本部で、文京区と千代田区を担当する新人営業マンとしてスタートを切りました。営業の仕事は初めてのうえ、印刷機械に触ったこともなかったので、機械の知識もありません。先輩の営業に同行して一から学びました。最初の半年間は、1台も売れずに苦戦しました。そんなある日、展示会の会場で初めてお客様から注文をいただくことができました。上司や開発部のサポートに支えられての初受注でしたが、本当にうれしかった。営業としての第一歩がここから始まりました。

自己変革によりワンランク上の価値を提供する

お客様の抱えている問題を把握し、それに対して私たちが何を提案できるのかを考えるのが営業の仕事です。そのためにお客様の話をよく聞き、できるだけ多くの情報を引き出せるように心がけています。お客様は大手印刷会社から小さな印刷工場まで、規模もさまざまのため、解決すべき課題も違います。最近、人手不足や後継者問題に悩む印刷会社のお客様が増えてきたので、KOMORIの商品とサービスを活用して、どのようにお手伝いできるかを考えています。私が営業を始めた頃と違って、今はオフセット印刷機械だけでなくデジタル印刷機械を中心に製版や加工など周辺機器を含むトータルのシステムを提案できるようになりました。サービスの幅も大きく広がっています。そうした業態の変化に応じて、お客様にワンランク上の価値をお届けするために、私自身も常に自己変革を意識して業務に臨んでいます。入社して陸上部で12年間活動できたことは本当に幸せでしたし、営業へ異動したことで、大きく成長することができました。今考えているのは、営業の現場で吸い上げたお客様のニーズを開発や製造といった社内の各部署にフィードバックするための仕組み作りです。今までの経験を活かして、お客様のために自分ができることは何かを日々考えています。

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。