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 プレスリリース
次世代ハイパーシステム「KHS-AI」搭載
B縦全判機「SYSTEM35D」新開発
システム会で公開予定


2007年06月14日

 KOMORIはB縦全判オフセット輪転機をリニューアルし、SYSTEM35D[LR−435/1092V]を開発しました。

 小ロット、高品質、高付加価値が求められている中、フリーペーパーの普及による多ページ化による高生産性と、より一層の自動化、省人化によるコストダウンが求められています。

 新開発のSYSTEM35Dは倍胴機ならではの高速回転(600rpm)を実現し、また、B全機の縦長刷版は、従来のセミAPCでの取付時間や精度の問題をクリアするために、フルAPC(自動刷版交換装置)による全自動化により、8版を精度良く3分以内で交換が可能となりました。加えて、更なる価値を創造し自己学習し成長(進化)する「コモリハイパーシステム KHS−AI(Advanced Interface)」を次世代のオフ輪統合管理システムとして搭載することによりB縦半裁機と同等のショートメイクレディを実現できます。

SYSTEM35Dの開発コンセプト
  • 生産性を徹底追及(高速化600回転)
  • ショートメイクレディ 世界最速への挑戦(フルAPC、KHS-AIを搭載)
  • 高い品質をKHS−AIによる素早い立ち上がりで実現
  • 更なるメンテナンス性、環境への配慮
主な仕様

紙幅

625〜880mm

カットオフ

1092mm

スピード

600rpm

紙坪量

40g〜130g

折仕様

後述折機構成参照

高速機
 倍胴機は、その剛性によりハイスピードに適しています。印刷ユニットに限らず、給紙から折機まで安定した高速・高品質稼動を実現しました。
ショートメイクレディ
 大型の倍胴機でもシングル段取りを実現するために、さまざまな自動化装置をパラレル制御します。パラレル制御とは、個々の制御のスピードアップはもちろん、段取り替えの多様な作業を同時並列的に行うことにより、印刷準備時間を大幅に短縮する制御を言います。
 また、次世代のオフ輪統合管理システムとして、さらなる価値を創造し自己学習しながら進化する KHS-AI (コモリハイパーシステム -Advanced Interface )が搭載。
環境対応
  • KHS・自動化装置による損紙低減やインキ低減の効果により、森林資源・石油資源の保全に貢献してきました。また、KHS-AIによる損紙低減技術が高く評価され、(財)クリーン・ジャパン・センターの資源環境技術・システム表彰の「会長賞」や、(社)日本印刷学会の「技術賞」等を受賞しています。
  • ブランケット洗浄装置改良により溶剤の使用量を削減しました。
  • コモリマチック給水によりIPA使用ゼロを可能にし、VOC削減による作業環境の改善と大気や水質汚染の低減に貢献しています。また、クリオネマーク認証においても高く評価されています。
SYSTEM35Dの特徴
  • 新型インキツボでゼロセット膜厚の安定
  • フルAPC搭載で8版交換3分以内が可能
  • クーリング7本構成による十分な冷却能力
  • 大画面タッチパネル採用でわかりやすいグラフィック表示
  • デジタルネットワーク対応可能
  • 次世代ハイパーシステムKHS-AI標準搭載
  • セクショナルドライブ標準仕様
  • SYSTEM35Sのデザインコンセプトで高い安全性・作業性
折機構成
  • 新開発ダブルチョッパー型折機
            B5-32P(コレクト折)、B5-16P、B4-16P(コレクト折)、B4-8P
      ・セクショナル駆動標準化により、準備、調整の単独運転可能
      ・折仕様の自動切換えの採用
      ・コレクト折排紙一段/二段切り替え可能式
  • B全折機(オプション)
  • 倍幅折機(オプション)
      専用折機による調整作業とメンテナンス作業の容易化
「KHS-AI」

  当社は [ 一発見当 ] を実現する APC を開発し、これに [ 一発色合わせ ] を可能する KHS の開発により [ 一発見当・色合わせ ] を完成。さらに、オフ輪においては [ 一発折合わせ ] を加えてオフ輪用 KHS が完成しました 。

  そして、 [ 一発見当・色合わせ・折合わせ ] の性能をアップし、さらに新機能の [ 学習機能 ] を搭載した次世代のオフ輪用「 KHS-AI 」を開発。オフ輪用 KHS を統合管理システムの領域にステップアップさせました。

KHSによる導入効果

  印刷会社経営に求められる解決すべき課題は、紙代・インキ代・人件費などのコストを最小限に抑え、短納期に対応することにあります。これらの課題を解決する KHS の主な導入効果としては、「仕事の切替え時間の短縮(1/3以下、従来機で約30分)」「損紙の激減」「品質管理の標準化推進」などがあげられます。

  切替え時間短縮や損紙の削減は、経営課題を解決するとともに、環境対応に多くの効果(印刷資材の削減は森林資源や化石資源などの節減、消費電力を節約してCO2の発生抑制に寄与するなど)につながります。

つまりKHSは、
  @生産性を向上させ、コストを削減して収益を確保し、
  A納期短縮により顧客ニーズを満足させて、顧客の囲い込みを可能にし、
  Bオペレータの作業負担を軽減してスキルレスを推進し、
  Cしかも環境負荷を軽減する、いわば、「印刷会社経営をサポートする戦略システム」です。

  当社は商業オフ輪市場(新聞オフ輪などは除く)で好評を得ていますが、その 90 %以上に KHS が搭載されています。生産性、納期短縮、環境対応までを考慮した KHS のコンセプトが、印刷業界に広く受け入れられています。

KHS-AIの特長
自己学習機能
従来の KHS は、刷版の絵柄面積率に応じてローラー上にインキ皮膜を設定し、刷出しからインキが行き渡るようにして色合わせを容易にします。しかし、印刷会社においては、自社及びクライアントの様々な品質基準に基づいて微調整を行っていますし、また、印刷資材や温度・湿度などの印刷環境によって微妙な色の変化が現れてきます 。
自己学習機能を搭載した KHS-AI は、これらの微調整や色の変化の状況に合わせて自動的に最適な色合わせを行うものです。すなわち、補正と最適化の学習を繰り返しながら、新たな環境に応じた対応を実現する、いわば成長していくシステムです 。
生産管理機能
稼働記録やジョブ管理により合理的な仕事の組立てや進捗状況が把握できるため、顧客とのワン・ツー・ワン化を推進することができます。また、異常履歴や保守管理、印刷機のトラブルなどリスクマネジメントが行えます。印刷資材の使用量簡易計算も行えますので、コスト低減に役立ちます 。
デジタルワークフローに対応
プリプレス側及び生産管理側のデータをオンラインで KHS-AI が受けて、マシン側に最適なプリセットデータを作成し印刷を行います。
お問い合わせ先
株式会社小森コーポレーション
広報課小森会事務局 課長 村田芳実
Tel:03-5608-7810
Fax:03-3624-9519





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