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  小森コーポレーション早分かり
■日本で唯一の紙幣印刷機メーカーです。

あなたのお財布の中の「紙幣」。それ、私たちの印刷機械で印刷されたものなんです。
半世紀にもわたる納入実績を持つ日本をはじめ、ドイツ、ナイジェリア、そしてインドでも私たちの印刷機械が使われています。
言うまでもなく紙幣には、偽造が非常に困難な最先端の印刷技術が利用されています。
私たちの技術が、我が国の経済の安定や信用に貢献しているのです。


■我が国最大のオフセット印刷機械メーカーで世界でもトップクラスです。

紙幣を印刷するという技術力は製品の品質を物語るなによりの証拠です。その精細な印刷機械は皆様が日ごろ目にするカタログ、雑誌、パンフレット、各種パッケージといった商業印刷はもちろん、国債やパスポートにまで活かされています。オフセット輪転印刷機、オフセット枚葉印刷機の国内シェアはトップを独走しています。 (オフセット印刷の仕組みについてはこちらをご覧ください)

■小森はKOMORI、実はグローバル企業なんです。

KOMORIの海外売上高比率は約7割。1949年に戦後初めて枚葉印刷機を輸出し、以来、アメリカ、イギリス、オランダ、フランス、イタリア、中国と着実に事業展開を進めてきました。2010年3月期末現在では、海外13カ所に現地法人を設置しているほか、販売代理店も世界各地に広がっており、80カ国以上で当社の印刷機械が活躍しています。

■お客様である印刷会社の「ニーズの実現」を第一に考えています。

現在、社会や消費者ニーズの多様化に伴い、印刷会社は多品種小ロット化、短納期化への対応を迫られています。KOMORIの目指すところは「顧客感動」。こうした印刷会社を取り巻く環境変化をいち早くキャッチし、高生産性と高付加価値を追求した印刷機械を開発。特に両面専用の印刷機械では、片面印刷機で両面印刷する場合に比べ、清掃や版交換を含めた準備時間、印刷時間、印刷後のインキ乾燥時間が大幅に短縮され、生産効率が2〜3倍も向上します。

■実は環境や人にも優しいんです。

今は「環境の世紀」とも言われる21世紀。各国で環境法令や規格が制定され、地球全体が環境に優しい社会を目指しています。KOMORIでもこれらの法律・規制に則した、環境に優しい商品の開発や循環型社会形成に貢献するグリーン調達・グリーン購入の推進、お客様のISO14001認証取得支援等を行っています。それだけではありません。小学生を対象とした地球環境基礎教育の支援、工場周辺や近隣市町村の省エネキャンペーン、美化活動への参加等、地域・社会への貢献活動にも積極的に取り組んでいます。詳しくはこちら「環境・社会報告書」をご覧ください。

  


■「職人の技」を最先端テクノロジーでカバーしています。

印刷とは実は非常に高い精度が要求される「職人芸」なのです。皆様が目にする多くの印刷物、例えばカラーの美しい写真。これは色材の三原色である赤・青・黄、プラス黒のインキの4色によって再現されています。現在のやり方では、元の写真をこの4色に電子的に分解しそれぞれの色のデータを作ります。そのデータから肉眼では見えにくい微細な点(網点:あみてん)を作り、その点の大きさや密度によって色の濃淡を再現しています。この網点にそれぞれの色のインキが付着して最終的に紙上に転移されたものが印刷物なのです。ここで重要なことは、この4色の版を使ってインキを紙上に塗り重ねる際、髪の毛1本分の版の位置(見当:けんとう)ズレも供給するインキ量の微妙な誤差による色のズレも印刷の品質に影響を与えてしまうということです。
こういったことから、以前は印刷作業をベテランの職人に頼らざるをえませんでした。しかしKOMORIは1990年の全自動刷版交換装置(APC)、そして1997年に夢の「一発見当」「一発色合わせ」を実現するコモリハイパーシステム(KHS)を発表し、職人の技を最先端テクノロジーでカバーできるようにしました。KOMORIは最先端テクノロジーを通じて印刷機オペレータの世代交代、効率化に貢献しています。

■今や印刷はITなのです。

今日デジタル技術を活用した高速ネットワークは急速な発展を遂げ、なくてはならない社会インフラにまで成長してきましたが、その流れは印刷業界においても例外ではありません。KOMORIは以前からデジタル技術の活用には力を入れており、その延長線上にあるこの分野でも早い段階から研究、開発に着手し、次世代のデジタルワークフローコンセプトとして「DoNet(Digital Open Architecture Network)」を提唱しました。現在では、このコンセプトの下に開発されたシステムが実際にお客様のところで稼動し、デジタルならではの正確さで印刷・生産のサポートを行っています。特にデータマネージメントでは業界標準になりつつあるCIP4/JDF(※)への対応をいち早く可能とし、また色合わせの問題を低減する為のカラーマネージメントシステムも構築しました。「品質の向上」「コストの削減」「納期の短縮」「環境の改善」に大きく寄与するものと考えています。

CIP4/JDF:印刷全工程の統一化を目指すCIP4(規格制定団体)が提唱している、共通言語。これにより、工程や部門の敷居を越えて情報の相互のやりとりや情報の共有ができる。

■業績を簡単に紹介します。(詳しくは業績ハイライトをご覧ください)



■オフセット印刷の仕組み

現在のカラー印刷の主流となっているオフセット印刷。約100年前の1904年、米国のルーベル(Ira Washington Rubel)によって発明された平版印刷方式です。
印刷には「凸版」「凹版」「平版」の3つの方式があると聞いたことがある方も多いでしょう。インキを使った印刷としては他に「孔版(スクリーン)」によるものもあります。最近はデジタル機器によるインクジェットプリンタ、レーザープリンタが普及していますが、大部数のカラー印刷については平版印刷の1方式であるオフセット印刷が、その高い生産性によって圧倒的に主流を占めています。
版の凸面にインキを付着させて紙に転写する凸版方式とも、版の凹面にインキを溜めて紙に転写する凹版方式とも違い、オフセット印刷の版には凹凸がなく、水と油の反発を利用して印刷します。印刷用インキが油性であることを利用して、インキ部分は水をはじき(親油性)、それ以外の部分は油をはじく(親水性)性質の版を作成します。印刷時は湿し水で濡らした版の上にインキをつけて印刷します。水がはじかれた親油性の部分にはインキが塗布され、それ以外の親水性の部分はインキをはじき、塗布されません。
そして、版からブランケットというゴムローラにインキを転写し、次に紙へと転写します。いったんブランケットに転写することで紙が濡れることを防ぎ、インキ濃度や転写時の圧力の調整なども可能となります。 このように、「いったん他のものに転写する」ことがオフセットという呼称の由来です。




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