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■オフセット印刷の仕組み
現在のカラー印刷の主流となっているオフセット印刷。約100年前の1904年、米国のルーベル(Ira
Washington Rubel)によって発明された平版印刷方式です。
印刷には「凸版」「凹版」「平版」の3つの方式があると聞いたことがある方も多いでしょう。インキを使った印刷としては他に「孔版(スクリーン)」によるものもあります。最近はデジタル機器によるインクジェットプリンタ、レーザープリンタが普及していますが、大部数のカラー印刷については平版印刷の1方式であるオフセット印刷が、その高い生産性によって圧倒的に主流を占めています。
版の凸面にインキを付着させて紙に転写する凸版方式とも、版の凹面にインキを溜めて紙に転写する凹版方式とも違い、オフセット印刷の版には凹凸がなく、水と油の反発を利用して印刷します。印刷用インキが油性であることを利用して、インキ部分は水をはじき(親油性)、それ以外の部分は油をはじく(親水性)性質の版を作成します。印刷時は湿し水で濡らした版の上にインキをつけて印刷します。水がはじかれた親油性の部分にはインキが塗布され、それ以外の親水性の部分はインキをはじき、塗布されません。
そして、版からブランケットというゴムローラにインキを転写し、次に紙へと転写します。いったんブランケットに転写することで紙が濡れることを防ぎ、インキ濃度や転写時の圧力の調整なども可能となります。
このように、「いったん他のものに転写する」ことがオフセットという呼称の由来です。 |
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